「耐震診断」と「耐震補強」

 

いつくるかわからない地震に対して不安に思われている方は多いと思います。私たちのお客様でもリフォームをご検討されるきっかけに耐震補強がしたかったからという方は、たくさんいらっしゃいます。

特に、大阪の各市、兵庫県と兵庫県の各市から耐震診断や耐震補強にかかる費用の一部を補助してくれる制度が充実していることもあって、工事へのお問い合わせは増えています。

地域によっては100万円を越える補助金を出しているところもあります。

順を追って、実際にどのように耐震診断や耐震補強をしていくのか、少し具体的にご説明します。

 

◎耐震診断について

まずは、耐震診断ソフトを使って今のお家が地震に対してどの程度耐えることができるのかを計算します。

実例を参考にご説明します。

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まずは現状の建物を耐震診断ソフトに入力していきます。今のお家がどんな工法で、どこに壁があるのか、扉や窓はどうなっているか、屋根や外壁は何で作られているかなどを細かく指定していきます。そのために、事前に現地調査といって、建物や床下、屋根などの調査が必要になります。

また、耐震診断ソフトには多くの種類があり、簡易的なものから本格的なものまであり、その用途や性能は様々です。弊社では、大阪、兵庫の各市の補助金の申請等に使用できる耐震診断ソフトを採用しています。どのような耐震診断ソフトを採用しているかは会社によって異なりますので、補助金の申請等が可能か、一度ご確認されてみてもいいかもしれません。

建物の入力が終わると、その内容に基づいて耐震の計算をします。計算の内容は専門的な部分になりますので、結果のみを見ていただきます。

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評点って何?

表の中の評点というところが、この建物の評点になります。全部で4つ評点がありますが、その中で一番小さな数字がこの建物の評点になります。現状で評点が、1.0以上あれば特に問題無しということになります。大阪や兵庫の各市の補助金対象の工事も基本的に評点を1.0以上確保する工事に対してという条件があります。

ただ、30年以上前に建っているお家で1.0を確保しているお家の割合はとても少ないと思います。私たちも、ここ5年ぐらいで約100軒ほどの耐震診断をしていますが、現状のお家の耐震診断で1.0以上の評点になったお家はありません。

しかし、評点が厳しいものになってしまうことをあまり気にする必要はありません。まずはご自身のお家の健康診断みたいなものをやっていると考えて頂ければよいと思います。これから安心して暮らしていくために、治す(耐震補強をする)必要があるのかどうかを判断していくための耐震診断です。

 

◎耐震補強計画

 

耐震診断の結果をもとに補強計画を考えていきます。

耐震補強の考え方はいくつかあります。耐震制震免震といった方法で家を強くしていきます。

建物の状況や住まい手の方のご要望など、1軒ずつ異なりますので、耐震補強計画をしていくには、相応の経験が必要になります。何社かご相談されてみてもいいかもしれません。

こちらも実例を参考にご説明します。

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 タイトルが補強案に変わりました。

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耐震補強計画では、間取変更なども反映させながら改修後の建物を入力していきます。そして、補強内容(耐力壁など)を反映させていき、その内容に基づいて再度計算します。

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補強の結果・・・

評点のところを見ていただくと4つの数字すべてが1.0を越えています。ちなみにこの場合の耐震補強計画の評点は1.17になります。

 

◎耐震補強工事

 

ほとんどの場合、耐震補強工事では、壁や床や天井をめくる必要がでてきます。私たちはリノベーション工事といわれるような大規模なリフォーム工事の場合には、合わせて耐震補強工事のご検討をおすすめしています。

もし、耐震補強を検討せずに、家の中をすべてキレイにリフォームしてしまってから耐震補強をしたいとなってしまうと、とり返しがつかないこになってしまうからです。

 

◎耐震診断や耐震補強の補助金について

 

補助金の申請については4月からの募集となり、予算がなくなり次第終了となっていきます。

耐震診断や耐震補強をご検討の方は、そろそろ動き出されるのがいい時期ではないでしょうか。

 

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