HUS DESIGN代表、山田の両親からの家づくりの依頼。

数年前に父が仕事を引退し、そして母が定年を迎えたことをきっかけに、これからの二人の暮らしに合わせてリノベーション。

 

家づくりスタート

わたし自身たくさんのお家づくりのお手伝いをさせて頂きましたが、自分の両親の家をつくるのは初めての経験。

また、その家はわたしを育ててくれた家でもあり、不思議な感覚で家づくりがはじまりました。

 

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HUS DESIGNの家づくり

まずはいつものように両親のこれからの暮らしへの想いを聞きました。

 

ーわたしたちが大切にしているヒアリングのポイントー

【 現在の暮らしについて 】
・ご家族、各人の起床から就寝までの過ごし方
・昼間の過ごし方、休日の過ごし方
・家族それぞれの家のなかでの過ごし方
・各人の不満ポイント
・来客の内容や頻度
・ペットの有無や飼育方法 など

 

【 新しい住宅での暮らしへの想い 】
・なぜ新しい住宅が必要になったのか
・いまの住宅のよいところ、残したいところ
・困っていること
・将来(30年くらい先まで)の家族構成
・家づくりにあたってとくに大切にしたいこと(生活面、材料、設備面、デザイン面)
・新しい住宅で各人が実現したいこと など

 

自分の両親ということもあって、結果的には想像していたような要望がほとんどでした。

 

そして、「自分たちではわからなことが多いし、自分の息子なのでまかせるから考えて」と言われました。

 

ある程度、話し合いを重ねてお互いを理解することができてから、「あとはまかせるね」と言って頂くことはよくあります。

ただ、最初からまかせると言われることはありませんので、これまでの家づくりと少し考え方を変えなくてはいけないなと感じました。

 

そして、まだまだ元気ですが、自分の両親の終の住処って、どんな家がいいのかと自問自答することになりました。

 

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ファーストプレゼンテーション

両親が新しい家で過ごす、これからの日々。

わたしは、「自分たちのために豊かに暮らしてほしいな」と思いました。

 

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豊かな暮らしの考え方は、人それぞれだと思います。

わたしは普段、自分の考え方をお施主様に押しつけることはありません。

住む人のライフスタイルに合わせた家づくりが正解だと考えているからです。

 

ただ、今回はまかせると言われているので、自分の考え方を伝えることにしました。

わたしが考える「豊かな暮らし」は、「思いやり」と「時間」と「幾ばくかのお金」がある暮らしです。

※誤解を招いてしまうかもしれませんが、「たくさんのお金」ではなく「生活に必要なお金」という意味です。

 

お金がたくさんあっても時間に追われている暮らしや、お金や時間がたくさんあっても思いやりがないような暮らしは、わたしとっては豊かな暮らしではありません。

 

少し理屈っぽくなってしまいましたが、3つのバランスがうまくとれている暮らしが、わたしにとっての「豊かな暮らし」です。

 

わたしの両親は定年を迎え、これからは「時間」がある暮らしになると思いました。

そこで、その暮らしに「思いやり」をプラスしたいなと考えました。

思いやりを感じることができる住まいをつくりたい。

リノベーションによって、両親の暮らしが豊かになってくれればいいなと。

 

住宅メーカーのハイグレードなものに囲まれたり、大量生産の既製品に囲まれた暮らしではなく、ひとつひとつ、この家のためにデザインし、手間をかけてつくられたものに囲まれて過ごすことができる空間。

 

そんな家で、これからの時間を過ごしてほしいという自分の想いを伝えました。

 

丹波焼タイルの開発

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家のメインになるものがほしいと考え、目をつけたのはタイルという素材。

高級感があって、風合いもあり、また両親と話をしているなかで好きそうだなとも感じていました。

 

そして、工場生産のタイルではなく、地元の丹波焼でタイルをつくれないかなと思うようになりました。

工場生産では出せない魅力的な風合いと、地元産業の発展に繋がればということが理由でした。

 

インターネットで調べたり、周囲の関係者に聞いてみましたが、丹波焼でタイルをつくるなんて聞いたことがないと言われてしまいました。

仕方が無いので直接訪ねてみることにしました。

 

そして、ある窯元さんの協力のもと、試行錯誤を繰り返しながら、今まで誰もやったことがない「丹波焼タイル」は完成しました。
オリジナル外壁タイル / 丹波焼 デザイン
丹波焼の外壁タイル / 兵庫 伊丹

 

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人は人がつくったものに弱い

外壁に丹波焼タイルを3000枚。

内部もオーダーメイドでひとつずつ、いろいろなものをつくりました。

 

両親のこれからの生活を考えて、柱や梁の使える部分を残しながら、その他は全面的に改修しました。

これまでわたしを育ててくれた家、両親のために。

 

人の心が何よりも人の心を温めると気づいた今だからこそ、住まい手の幸せな暮らしを大切に考え、つくり手の想いを感じることができる家づくりを大切にしました。

 

「竣工写真はコチラ」

 

外観

木製玄関ドア / 自由ハウス デザイン

 

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テレビボード / オリジナル家具 デザイン
チェスト / オリジナル家具 デザイン
収納の中の作り方 タンスの中の着物入れを活用 / 大阪 兵庫

 

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「長期優良住宅化リフォーム」のこと / 大阪 兵庫

 

丹波新聞様記事

「伊丹のいえ」丹波新聞に取材して頂きました / 兵庫

 

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